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生命・応用化学専攻(研究当時)の高田 和弥さんが日本セラミックス協会2021年年会優秀ポスター発表賞を受賞しました。

2021年07月01日掲載


受賞者

生命・応用化学専攻(研究当時) 春日 敏宏研究室

高田 和弥

受賞名

日本セラミックス協会2021年年会優秀ポスター発表賞

日本セラミックス協会年会

受賞の内容

「ケイリン酸塩ガラス中でのプロトンの拡散挙動」

水に可溶なケイリン酸塩ガラスは、骨形成を促進する効果を示す無機イオンを供給する薬剤としての利用が期待されます。本研究ではガラスに水が浸入し拡散していく初期段階を想定して、ガラス中でプロトンや無機イオンが拡散していく様子を第一原理分子動力学シミュレーションを用いて初めて解明しました。ガラスの骨格となっているリン酸塩ネットワーク構造の形態が大きく影響しており、リン酸グループへ吸着したプロトンがNa+イオンの拡散を誘発する様子が明示されました。

fig.jpg

今後の抱負

大学院最後の学会発表でこのような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。所属研究室の先生方、また、物理工学専攻 田村友幸先生には貴重なご指導をいただきましたこと、心より感謝しております。今後は研究活動で得られたことを活かし、社会人として邁進していきます。

しくみ 春日先生_高田和弥_セラ協年会_優秀賞賞状_1.jpg

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