工学専攻生命・応用化学系プログラムの畠山 拓樹さんが日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム特定セッション「先進バイオマテリアル」 特定セッション学生優秀発表賞を受賞しました。
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2021年9月24日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (春日 敏宏研究室)
畠山 拓樹
受賞名
日本セラミックス協会第34回秋季シンポジウム特定セッション「先進バイオマテリアル」
特定セッション学生優秀発表賞
受賞の内容
「ホウ酸イオン含有培地中でのマクロファージの応答性」
体内に埋入した生体材料から溶出する無機イオンは、骨形成に様々な影響を与えることが知られています。近年、材料埋入に対する免疫細胞の免疫応答も骨形成に重要な役割を示すことが明らかとなっており、これを用いることで骨疾患を効果的に治療できると期待しています。本研究では、ホウ酸イオンに刺激された免疫細胞が間葉系幹細胞の骨形成に与える影響を調査しました。その結果、比較的高濃度のホウ酸イオンに引き起こされた免疫応答が、間葉系幹細胞の分化や石灰化を促進することが明らかとなりました。
今後の抱負
この度はこのような賞を頂き、大変光栄に思っております。日頃からご指導いただいた春日先生、小幡先生および研究室の皆様のお力添えに深く感謝申し上げます。今後も、研究分野のさらなる発展に貢献できるよう、研究活動に励みたいと考えております。
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