工学専攻物理工学系プログラムの長坂 昌憲さんが第11回イオン液体討論会 優秀ポスター賞を受賞しました。
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2021年12月15日掲載
受賞者
工学専攻物理工学系プログラム (界面機能研究室)
長坂 昌憲
受賞名
第11回イオン液体討論会 優秀ポスター賞
受賞の内容
「In-situ Observation of the Potential-dependent Structure of a Superconcentrated Electrolyte/Electrode Interface」
リチウムイオン電池に用いる新しい電解液として、電解質濃度を極端に上げて安全性を向上させた「濃厚電解液」が注目されています。濃厚電解液を利用した電池の充放電メカニズムにはまだ不明な点も多く、特に可逆的な充放電に不可欠である「電極表面被膜(SEI)」の成り立ちの解明が求められています。今回の受賞は、濃厚電解液のSEIについて、構成要素・形成原理・機能などの一端を、界面選択的な振動分光法を用いて明らかにしたことを評価されたものです。
今後の抱負
今回、このような賞をいただき大変光栄に思います。熱心にご指導いただいた本林先生、池田先生に厚く御礼申し上げます。元々エネルギー問題に興味があり、それに貢献するバッテリーに関した研究が行えたこと、そしてこのような成果を残すことができたこと、大変嬉しく思います。修了までの時間は限られていますが、これからも研究に尽力したいと思います。
小島 貢利 准教授が、日本経営診断学会賞の研究奨励賞を受賞しました。 工学専攻生命・応用化学系プログラムの冨士平 和さんが第44回フッ素化学討論会及び第52回中部化学関係学協会支部連合秋季大会で受賞しました。