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工学専攻社会工学系プログラムの林 泉水さんが2022年日本建築仕上学会 奨励賞 卒業研究賞を受賞しました。

2022年04月26日掲載


受賞者

工学専攻社会工学系プログラム 河邊 伸二研究室

林 泉水

受賞名

2022年日本建築仕上学会 奨励賞 卒業研究賞

日本建築仕上学会

受賞の内容

「常温アスファルト合材を下地に用いた大形床タイル張りに関する研究」

従来、大形床タイル張り工法にはセメント系の下地モルタルが使用されています。強度や剛性の大きいモルタルを使用することにより、大型のタイルにとって、ひび割れが入りやすい状況にあります。モルタルやタイルより強度や剛性が低い常温アスファルト合材を、コンクリートスラブとタイルの間の下地とすることで、コンクリートスラブ等の躯体の伸縮によるひずみがタイルに伝わりにくくなり、大型のタイルのひび割れが軽減できると考えます。本研究は、常温アスファルト合材の下地の性能について、耐衝撃性・耐静荷重性・引張接着性の3つの評価を行い、常温アスファルト合材を下地に用いた大形床タイル張りの性能を明らかにしました。

fig1.png

大形床タイル張りのひび割れの様子

 

fig2.jpg

常温アスファルトを敷設する様子

今後の抱負

この度は、栄えある賞を頂戴し、光栄に思います。今回受賞できたのは、これまでに指導して育てていただいた先生やタイルの研究者の方々と、いつも協力してくれた研究室の愉快な仲間たちの存在あってのことと感じております。4月からは大学院生として、研究室の後輩を指導していくと共に、今回頂いた賞を自信の糧として、日々誠実に研究に励みたいと思います。

2022林.jpg

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