工学専攻生命・応用化学系プログラムの杉浦 勇也さんが第48回生体分子科学討論会 優秀ポスター発表賞を受賞しました。
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2022年7月14日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (神取 秀樹研究室)
杉浦 勇也
受賞名
第48回生体分子科学討論会 優秀ポスター発表賞
受賞の内容
「全反射赤外分光法によるアセチルコリン受容体のアロステリック機構の解析」
アセチルコリン受容体は、薬剤の結合により細胞内へシグナル伝達する膜タンパク質であり、間接的に受容体活性を制御する薬剤を利用した副作用抑制の研究が盛んに行われている。本研究では、我々が独自に開発した全反射赤外分光法を活用することで、これまで困難とされてきた薬剤活性制御メカニズムの一端を明らかにした。本受賞内容は、副作用を抑制した創薬への手助けとなる非常に有意義な研究成果である。
今後の抱負
受賞者の半数が博士後期課程の研究者という状況の中で、このような賞を頂くことができて大変光栄に思います。本研究が評価されたことで、薬剤研究に対する赤外分光法の有効性をアピール出来たと考えます。また今回の受賞は、片山先生や先輩方の力添えが無ければ達成し得なかったと思います。心から感謝申し上げます。本受賞に慢心せず、創薬における大きな問題である副作用抑制のメカニズムにまで踏み込んだ研究を目指していきたいです。
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