工学専攻生命・応用化学系プログラムの羽田 謙志郎さんが第68回日本薬学会東海支部総会・大会 学生優秀発表賞を受賞しました。
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2022年9月 5日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム (柴田 哲男研究室)
羽田 謙志郎
受賞名
第68回日本薬学会東海支部総会・大会 学生優秀発表賞
受賞の内容
「アリールテトラフルオロスルファニルイソキサゾリンの合成」
SF4部位は、フッ素に起因する高い脂溶性や強力な電子求引性を有しています。また、非共役的な直線構造の構築が可能であり、ドラッグデザインにおいても有効です。当研究室では、2つのヘテロ環がSF4を介して連結した構造を持つ化合物の開発を行ってきました。本研究では、Pyridine-SF4-Alkyne 1とNitrone 2との位置選択的1,3-双極子付加環化反応により、Pyridine-SF4-Isoxazoline 3の合成に成功しました。Pyridine-SF4-Isoxazolineは、医農薬品や新規機能性材料としての利用が高く期待されます。
今後の抱負
この度、このような栄誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。これまで懇切丁寧な御指導とご鞭撻を賜りました指導教員である柴田哲男教授をはじめ、研究を進めるにあたり数々の丁寧な御指導を頂きました住井裕司助教、丸野晃暉氏、日々共に研究に励んだ研究室の皆さんに感謝申し上げます。今回の歓びを糧に、今後もフッ素化学の発展に貢献出来るよう、より一層研究に励んで参ります。
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