平田 晃正
HIRATA Akimasa
電磁×生体が拓く安全・健康未来技術
人の生体反応を精密に再現するシミュレーション技術と、長年培ってきた電磁界シミュレーション技術を融合し、安全性と健康に寄与する高度な研究を展開しています。5Gデバイスや電気自動車といった先端機器の安全設計をはじめ、脳への電気刺激を活用した診断・治療技術、生体組織の状態を詳細に描き出す脳・心臓イメージングなど、多方面に応用可能な成果を生み出しています。さらに、IoT技術や気象・医療データを活用し、熱中症リスクの予測・低減につながる社会基盤の構築にも取り組んでいます。これらの研究成果は、国際的な安全ガイドラインや標準化活動にも活用されています。通通信工学や電力工学を基盤とする独自の生体電磁工学を核としつつ、医工学を横断したアプローチで、人々の安心・安全と健康に貢献する研究を進めています。

電気・機械工学類|教授
平田 晃正(ヒラタ アキマサ)
HIRATA Akimasa
キーワード
生体電磁工学
公衆衛生工学
複合物理シミュレーション技術
マイクロ波
担当分野・プログラム
研究区分
電気電子工学
人間医工学
研究テーマ
- 電波ばく露に伴う人体内温度上昇評価技術
- 電磁界シミュレーションに基づく通信/医療機器設計
- 電磁界解析による脳電気刺激の医用応用
メッセージ
これからの研究は、1つの専門を深く追究するだけでなく、異なる分野をつなぎ、新しい価値を生み出すことがますます重要になります。私が取り組んでいる生体電磁工学も、通信工学、医工学、情報科学など、多くの分野の連携によって成り立っています。異分野の研究では、専門知識だけでなく、「相手に分かりやすく伝える力」がとても大切です。優れた技術も、価値が伝わらなければ社会には広がりません。この力は一朝一夕では身に付きませんが、日頃から「人に説明する」ことを意識するだけでも大きく変わります。ぜひ、自分の学んだことを他の人に分かりやすく伝えることに挑戦してみてください。
