Close

石井陽祐助教が東海化学工業会学術賞を受賞されました

2018年5月21日掲載


受賞者
石井 陽祐 助教
受賞の対象
「炭素材料のナノ空間を利用した新規電池電極材料の開発」
受賞者の関連サイト
川崎・石井研究室
関連するウェブサイト
東海化学工業会

「炭素材料のナノ空間を利用した新規電池電極材料の開発」

自然エネルギー利用の拡大に向けて、蓄電池の高性能化が求められています。本受賞の対象となった一連の研究で、これまで電極材料への利用が困難だと考えられてきた様々な化学種(リン、硫黄、キノン系有機分子、ヨウ素)の特性がカーボンナノチューブのチューブへの挿入によって向上し、高性能蓄電池電極が実現できることを示しました。これは従来とは全く異なるアプローチでの電極材料開発手法であり、この成果を発展させることで、蓄電池の高容量化・高速化・低価格化が可能になると期待できます。