安在大祐准教授、松盛裕明助教が、第13回わかしゃち奨励賞を受賞しました。
2019年1月30日掲載
- 受賞者
- 安在 大祐 准教授、松盛 裕明 助教
- 受賞の対象
- 〇安在大祐准教授:次世代インプラント医療のための高度無線通信技術の開発
次世代インプラント機器による新しい治療・診断には、高速・高信頼伝送や高精度位置検出が不可欠である。インプラント通信では従来では高い周波数帯の利用は困難とされていたが、本提案では人体内での高周波数帯である超広帯域 (UWB: Ultra WideBand) 無線技術の課題を抜本的に解決する技術の検討を行った。本技術提案により、UWBインプラント伝送の大容量化、及び超広帯域信号の高分解能を利用したインプラント機器の高精度位置検出技術の創出を行う。
〇松盛裕明助教:電力変換器の高効率化に寄与する磁性体部品の研究
現在の電力変換器に使用される磁性体部品のインダクタは電力変換器中の体積の大部分を占める事や,効率悪化の原因の一つであることから,小型・軽量・低損失化が求められている。しかし,インダクタの鉄損については数値解析が実現できていないため,現状のインダクタは経験則によって設計されており小型・軽量・低損失化に十分な余地が残されている。そこで,本研究では鉄損の数値解析手法を開発し,インダクタの高性能化を行う。
- 関連するウェブサイト
- 「第13回わかしゃち奨励賞」審査結果
電気・機械工学専攻の出口潤さんが2018 Asian Wireless Power Transfer Workshop Best Student Awardを受賞しました。 社会工学専攻の伊藤孝紀研究室がソトノバ・アワード2018で審査員賞 URBAN DESIGN賞を受賞しました。