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細島 頌子 特任助教が、2023年度 お茶の水女子大学賞「保井コノ賞」を受賞しました。

2023年12月21日掲載


2023年度 お茶の水女子大学賞「保井コノ賞」

受賞者
細島 頌子 特任助教
受賞の対象
イオン輸送性ロドプシンの電気生理学研究
受賞者の関連サイト
神取研究室
関連するウェブサイト
2023年度お茶の水女子大学賞授賞式を開催しました

 保井コノ賞は、日本の生物科学の黎明期から革新的な研究を展開するとともにお茶の水女子大学及びその前身校において数多くの女子学生を育て日本初の女性理学博士となった保井コノ博士を称えて設立され、生命科学とその関連領域科学の諸分野において顕著な業績を挙げた女性を顕彰する賞です。

 今回、細島頌子特任助教は、電気生理学的手法を用いて行ったイオン輸送性ロドプシンの研究成果が評価され、保井コノ賞の受賞に至りました。具体的に、細島氏らはクリプト藻由来のチャネルロドプシン(GtCCR4)の光感度が光遺伝学の標準的なツールである ChR2 よりも30倍高いことを発見し、GtCCR4を利用した視覚疾患治療法開発の実現に向けた取り組みを行っています。また円石藻に感染する巨大ウイルスが持つヘリオロドプシン(V2HeR3)が光依存的に水素イオンを輸送するチャネル分子であることを明らかにしました。

231219_図_SH.jpg

細島 頌子 特任助教 researchmap

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