星 芳直 准教授 の研究グループが 2024年度腐食防食学会 論文賞 を受賞しました
2024年6月14日掲載
2024年度腐食防食学会 論文賞
- 受賞団体
- 星 芳直 准教授の研究グループ(東京理科大学 板垣 昌幸 教授・四反田 功 准教授・渡辺 日香里 助教ら)
- 受賞の対象
- 電気化学インピーダンス法におけるアドミッタンス解析を用いたコンクリート内鉄筋腐食環境の評価
- 受賞者の関連サイト
- 星芳直研究室
- 関連するウェブサイト
- (公社)腐食防食学会

コンクリート中の鉄筋の腐食は深刻な社会的課題であり、そのモニタリング手法の開発が待望されています。
本研究では電気化学インピーダンス法におけるアドミッタンス解析により不働態化している鉄筋の電荷移動抵抗を理論的に予測するとともに、コンクリート模擬環境中における鉄筋プローブのアドミッタンス解析から容易に電荷移動抵抗を求めることができることを実証しました。
また、新幹線の高架橋に埋設したプローブ電極のインピーダンス計測を実施し、アドミッタンス解析から電荷移動抵抗の経時変化を評価することに成功しました。
工学専攻の麦田 大悟さんが2024年春季大会 日本物理学会学生優秀発表賞を受賞しました。 工学専攻電気・機械工学系プログラムの戸澤 遼さん、烏帽子田 拓海さんが2023年度無線通信システム研究会 奨励賞を受賞しました。