渡辺 義見 教授が、研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(育成型)に採択されました。
2023年09月08日掲載
研究テーマ
「パウダー式指向性エネルギー堆積法による3Dプリンティングの高強度・高機能造形」
研究内容
金属3Dプリンティングは,製造業のあり方を変えうる画期的な製造方法である。中でも指向性エネルギー堆積法式(DED方式)は,製品全体だけでなく,部分的な積層や異種金属の造形ができる。これにより,多機能製品の製造や,部分的な補修加工も可能になるので,今後広く活用が期待されている。その一方で,コーティング層の剥離や,強度・造形性に対するニーズに適した軽金属粉末が流通していないという問題点がある。そこで,傾斜機能材料,ヘテロ凝固理論,金属粉末製造技術,高精度プロセスモニタリングに関する研究シーズを要する大学,および異なるタイプのパウダー式DED装置を有する公設試がチームを組み,この問題解決に取り組むこととして提案した。その結果,A-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)における産学共同(育成型)の2023年度課題として採択された。
研究室のHP:渡辺・佐藤研究室
関連ウェブサイト:(国研)科学技術振興機構HP
この情報は研究支援課が提供しています。