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英国王立化学会のflagship ジャーナルChemical Scienceに柴田研究室の川井孔貴氏らが発表した研究論文が「Themed collection, 2024 Chemical Science Covers」で紹介されました。

2024年07月02日掲載


英国王立化学会(RSC)のflagship ジャーナルChemical Science誌に、川井孔貴氏(共同ナノメディシン科学専攻3年)、柴田哲男教授(工学専攻(生命・応用化学領域)及び共同ナノメディシン科学専攻)らが発表した研究論文が、「Themed collection, 2024 Chemical Science Covers」に掲載されました(図1)。論文表題は、Halo-perfluoroalkoxylation of gem-difluoroalkenes with short-lived alkali metal perfluoroalkoxides in triglymeです。

画像1.png

図1. 32作目となるCover作品「鯉桜扇之図」

表紙には日本画家によって制作された作品「鯉桜扇之図」を使用しています。繊細な扇子に描かれた赤、白、黒の鮮やかな大正三色と桜吹雪が見事に調和した作品です。この絵画は、清らかな水で溢れる穏やかで環境に優しい世界を象徴しています。扇子から今にも飛び出しそうな美しい鯉の姿は、生命力と希望に満ち溢れています。この美しい鯉と桜、澄み切った川の流れは、私たちのパーフルオロアルキルエーテルが自然と調和することを示唆しています。パーフルオロアルキルエーテルは、私たちの日常生活に欠かせない製品に広く使われており、研究論文に記載された技術は、私たちの生活を支える重要な技術になると考えています。

柴田教授は、サイエンスは創造であり、根底には工学と芸術との融合が不可欠であるという信念を持っています。その活動の一環として2013年以来、日本画家との共同作品を精力的に発表しつづけています。今回の作品は、その32作目にあたります。絵画作品を通して科学と生命、地球環境との共存の大切さを表現することにより、専門外の人にも興味を抱かせたいと考えています。なお、研究詳細に関しては、本学のプレスリリース欄(2024年05月22日掲載)でも紹介されています。

柴田研究室

<発表雑誌>掲載論文のウェブサイト

 雑誌名:Chemical Science

 タイトル:Halo‐perfluoroalkoxylation of gem‐difluoroalkenes with short‐ lived alkali metal perfluoroalkoxides in triglyme

 著者:Koki Kawai, Yoshimitsu Kato, Taichi Araki, Sota Ikawa, Mai Usui, Naoyuki Hoshiya, Yosuke Kishikawa, Jorge Escorihuela, Norio Shibata* *責任著者

 論文情報:DOI: 10.1039/D4SC02084G

受賞内容のウェブサイト:Themed collection, 2024 Chemical Science Covers


この情報は研究支援課が提供しています。

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