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小泉透助教らの研究グループがCBP2025にて優勝しました

Research

研究・産学官連携

2025年7月10日掲載


6th Championship Branch Prediction (CBP2025) 1st Place

受賞者
小泉透助教、前川隼輝(本学学生)、水野将成(本学学生)、黒木地球(東京大学学生)、津邑公暁教授、塩谷亮太(東京大学教員)
受賞者の関連サイト
津邑・小泉 研究室
関連するウェブサイト
6th Championship Branch Prediction (CBP2025)
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コンピュータアーキテクチャ分野のトップ会議であるISCA2025に併設開催されたCBP2025において、本学小泉助教を筆頭とするチームが優勝しました。

CBP(Championship Branch Prediction)は、近年の高性能なCPUにおいてその重要性が一層高まっている「分岐予測」の、アルゴリズムを競う学術的コンペティションです。過去のCBPで優勝を収めたTAGEと呼ばれる分岐予測器およびその派生は、実用の商用プロセッサにも搭載されるなど産業的にも大きな影響を与えており、CBPは分岐予測器の未来を担う重要なコンペティションです。

今回、レジスタ値と分岐方向の相関を捉える全く新しい方法の導入を中心とし、それにさまざまな改良を組み合わせた分岐予測器を提案しました。CBP2025には世界各国から18チームが参加し、本学小泉助教を筆頭とするチームは2位に大きな差をつけて優勝しました。



この情報は研究支援課が提供しています。