柴田哲男教授,英国王立化学協会から論文引用数Top 5%著者(2019年)の証明書を授与されました。
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2020年12月 4日掲載
英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry, RSC)は,英国の化学を中心とした学術・専門機関で,日本化学会,米国化学会(ACS)と共に世界の化学を牽引する機関として知られています。このたび,2018年に柴田教授らが掲載した研究論文が英国王立化学協会の発行する重要雑誌(Chemical Communications, Chemical Science, Chemical Society Reviews, RSC Advances, New Journal Chemistry, Faraday Discussionsなど)の中で引用数Top 5% に入り,証明書を授与されました。
中でも論文「Access to benzo-fused nine-memberedheterocyclic alkenes with a trifluoromethyl carbinol moiety via a double decarboxylative formal ring-expansion process under palladiumcatalysis」は,当時,Chemical Science 誌(IF: 9.290)の2018年4月号 (07 April 2018, Issue 13) に掲載され,その表紙も飾っています。このことは,2018年04月04日に名工大研究活動ニュース一覧にも掲載されています。この論文は,発表当初から話題になったように,抗HIV薬などの様々な医薬品にも含まれているトリフルオロメチル複素環構造を迅速に作り上げる新技術です。引用Top 5%の評価を受けたことは,当該研究の重要性が広く認められたと認識出来るものです。
<掲載誌> Chemical Science (07 April 2018, Issue 13)
<論文情報> Access to benzo-fused nine-memberedheterocyclic alkenes with a trifluoromethyl carbinol moiety via a double decarboxylative formal ring-expansion process under palladiumcatalysis
<名工大研究活動ニュースでの紹介> 柴田研究室の研究成果が,Chemical Science 誌の表紙「Cover Picture」に掲載されました。(2018年04月04日掲載)
この情報は研究支援課が提供しています。
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