柴田研究室の英国王立化学会誌Chemical Scienceに掲載した研究論文が「Front Cover Art」として掲載されました。
Research
研究・産学官連携
2023年5月 1日掲載
英国王立化学会誌（RSC）の学術雑誌Chemical Scienceに掲載した研究論文が、2023年4月28日に「Front Cover Art」として掲載されました（図1）。論文表題は、Synthesis of triarylmethanes by silyl radical-mediated cross-coupling of aryl fluorides and arylmethane、著者はJun Zhou研究員、Zhengyu Zhao氏 (共同ナノメディシン科学専攻3年)、Bingyao Jiang氏（研究当時：生命・応用化学専攻2年）、山本 勝宏准教授（工学専攻（生命・応用化学領域））、住井 裕司准教授（工学専攻（生命・応用化学領域））、柴田 哲男教授（共同ナノメディシン科学専攻および工学専攻（生命・応用化学領域））です。
図１ 「Front Cover Art」となった作品
この「Front Cover Art」は、日本画家との美的コラボレーションによって創出されました。作品名は「風車のある風景」。柴田教授らの先進的な反応機構の複雑な電子の流れを、深遠な美意識として表現しています。
柴田教授らは、サイエンスは創造であり、根底には工学と芸術との融合が不可欠であるという信念を持っています。その活動の一環として2013年以来、日本画家とのコラボレーション作品を精力的に発表しつづけています。今回の作品は、その25作目にあたります。
研究内容の詳細については，本学のプレスリリース2023年03月24日掲載を参照ください。
柴田研究室
＜発表雑誌＞掲載論文のウェブサイト
雑誌名：Chemical Science
タイトル：Synthesis of triarylmethanes by silyl radical-mediated cross-coupling of aryl fluorides and arylmethane
著者：Jun Zhou, Zhengyu Zhao, Bingyao Jiang, Katsuhiro Yamamoto, Yuji Sumii and Norio Shibata
論文情報：DOI: 10.1039/d3sc00154g
受賞内容のウェブサイト
硬式野球部が2023年度愛知大学野球連盟春季リーグ戦3部リーグで優勝！ 柴田教授の研究論文がThe Chemical Record誌に「Frontispiece Art」とともに掲載されました。
この情報は研究支援課が提供しています。