国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

産学官連携・研究

ホーム > 産学官連携・研究 > 名工大研究活動ニュース一覧 > 柴田研究室のACSに掲載した研究論文が,「ACS Editors' Choice」に選ばれました。

柴田研究室のACSに掲載した研究論文が,「ACS Editors' Choice」に選ばれました。

2022年05月06日掲載


アメリカ化学会(ACS)の学術雑誌Organic Lettersに掲載した柴田研究室の丸野晃暉(当時,工学専攻,博士前期課程2年),羽田謙志郎(工学専攻,博士前期課程1年)らの研究論文「Synthesis of Pyridine-SF4-Isoxazolines Using the Functionality of trans-Tetrafluoro-λ6-sulfanyl Rodlike Linkers」がエディター(編集委員長)から高く評価され,「ACS Editors' Choice」に選ばれました。ACS Editors' Choiceとは,ACSが発刊している64以上の査読付き論文の中から,世界的な著名なエディターが1日につき1つの優れた論文を選択する制度です。「ACS Editors' Choice」選ばれた論文は,期間限定で無料公開されると共に,ACS会員やACS雑誌の購読者にそのことがメールで連絡されます。また,論文には「ACS Editors' Choice」となったことを示すためのロゴ(図1)がつけられます(図2)。

図1.jpg図2.gif

(図1)                  (図2)

評価を受けた研究論文の内容は以下のようになります。テトラフルオロスルファニル(SF4)部位は,高い脂溶性や強力な電子求引性,直線構造の構築が可能であるといった,特徴的な性質を有します。しかし,十分に研究が行われていません。今回柴田研究室では,Pyridine-SF4-Alkyneと,ニトロンとの位置選択的1,3-双極子環化付加反応により,SF4部位を介して2つのヘテロ環が直線上に連結したPyridine-SF4-Isoxazolineの合成に成功しました。SF4部位は,パラ置換ベンゼンやアルキン,ビシクロ[1,1,1]ペンチルといった直線構造の代替としての利用が期待されており,ドラッグデザインにおいても有効です。本研究で合成したPyridine-SF4-Isoxazolineは,医農薬品への応用が期待されます(図3)。

図3.jpg

 (図3)

柴田研究室

<発表雑誌>

 雑誌名:Organic Letters

 タイトル:Synthesis of Pyridine-SF4-Isoxazolines Using the Functionality of trans-Tetrafluoro-λ6-sulfanyl Rodlike Linkers

 著者:Koki Maruno, Kenshiro Hada, Yuji Sumii, Osamu Nagata, Norio Shibata

 論文情報:DOI: 10.1021/acs.orglett.2c01046

掲載論文のウェブサイト

受賞内容のウェブサイト1

受賞内容のウェブサイト2 


この情報は研究支援課が提供しています。

ページトップへ