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2025年度一般職員海外実地研修成果報告会を開催しました

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カテゴリ:イベント|2025年11月13日掲載


11月10日に「2025年度一般職員海外実地研修成果報告会」を開催しました。

海外実地研修は、一般職員が大学運営に関連する業務や管理方法について新たな知見を得ることを目的としており、海外の大学において調査やトレーニングコース等に参加する機会を通じて、職員の資質および能力の向上を図るものです。

報告会では、技術課および学務課の職員2名が、それぞれの研修成果を発表しました。

●技術課職員の報告
9月1日から7日までフィンランドのアールト大学にて研修を実施しました。研究施設での実地研修を通じて、装置管理や利用者教育の在り方について理解を深めました。特に、研究倫理やデータ管理を含む包括的な教育体制、言語配慮による信頼関係の構築など、国際的な研究環境における職員の役割について学んだ内容が共有されました。

●学務課職員の報告
9月2日から14日までフィンランドのアールト大学およびスウェーデンで開催されたEAIE年次大会に参加しました。北欧諸国の高い幸福度と働き方の関係性に着目し、生産性向上のための制度的工夫や意識改革について紹介しました。特に、職場の休憩制度「FIKA」やワークライフバランスの考え方を踏まえ、働き方の改善について提案が行われ、質疑応答では活発な議論が交わされました。

参加者からは「報告を聞いて、どの研修も有意義な経験になることが分かり、参考になった」といったコメントが寄せられました。
本研修は次年度も継続して実施される予定であり、若手職員の積極的な参加が期待されています。

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報告会の様子