第6回博士グローバルアカデミー講演会を開催しました
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カテゴリ:イベント|2026年2月 2日掲載
1月21日、名古屋工業大学にて「第6回博士グローバルアカデミー講演会」を開催し、博士後期課程学生をはじめ、学部生・博士前期課程学生、教職員など、100名を超える参加者が集まりました。
今回の講演会は「博士の未来は無限大!社会とつながるキャリアのつくり方-トランスファラブルスキルの有効性-」をテーマに実施されました。
産業界においては、専門的な知識や研究力に加え、組織や職種を超えて活用できる「移転可能なスキル(トランスファラブルスキル)」を備えた博士人材の育成が求められています。こうした社会的要請を踏まえ、本学では2026年4月より、新たに「トランスファラブルスキル養成ワークショップ(DGAワークショップ)」を開設する予定であり、本講演会はその事前説明会も兼ねて行われました。
冒頭では、柿本健一理事・副学長より、DGAワークショップの趣旨や育成する6つのスキルについて説明があり、修了者に発行されるオープンバッジと修得証明書が、博士人材のキャリア形成において有効なアピール要素になることが紹介されました。
続いて、ワークショップの講師を務めるアジナセレクトの林俊秀氏、愛知県経済産業局顧問の柴山政明氏による講演が行われました。
林氏の講演「右脳的思考法~マーケットイン型製品開発に向けたデザイン思考の重要性~」では、利用者視点から発想するデザイン思考のプロセスが紹介され、日々の研究の発想法にも活用可能な内容として学生から大きな関心が寄せられました。
続く柴山氏の講演「鶴舞からイノベーションを興す/未来を創る~起業してみませんか~」では、東海地域のスタートアップ拠点であるSTATION Aiの紹介に加え、ワークショップのテーマとなるアントレプレナーシップやエフェクチュエーションについて解説が行われました。大学の立地と結び付けた地域産業の可能性が語られ、多くの学生が起業や新規事業への興味を新たにした様子が見られました。
最後に、名古屋工業大学で博士後期課程を修了し、現在は太陽誘電株式会社 開発研究所で活躍する西山拡氏によるロールモデル講演「博士×グローバル=無限大の可能性」が行われました。学生時代のドイツ留学、さらに社会人として米国で経験した在外研究の体験を交え、博士後期課程進学がもたらす価値について実体験をもとに語られ、参加した学生の背中を力強く押す内容となりました。
博士グローバルアカデミーは今後も、博士学生が多様な場で活躍できるよう支援を続けてまいります。
