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「サイエンスアゴラ in 愛知 〜ものづくりと私たちの未来〜」を開催しました

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カテゴリ:イベント|2026年2月25日掲載


2025年12月14日、名古屋工業大学において「サイエンスアゴラ in 愛知 ~ものづくりと私たちの未来~」を開催しました。

本イベントは、地域の産業や生活に関わる「ものづくり」をテーマに、講演とワークショップを通じて幅広い世代が科学と社会の未来について考える場として実施しました。多くの地域住民、学生、研究者が集い、科学技術と社会のつながりを体感する一日となりました。当日は、小学生から高齢者まで幅広い世代の来場があり、家族連れの姿も多く見られました。

第一部では、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センター長の落合陽一氏による基調講演「デジタルネイチャーについて」を実施しました。講演では、デジタル技術と自然、身体の関係をテーマに、これからの社会の在り方について、会場からの多くの質問に答えながら具体例を交えて分かりやすく紹介されました。

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講演の様子およびSlidoを使用し参加者からの質問に答える落合氏

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講演内容を記録したグラフィック



第二部では、本学教員による6つのワークショップを実施しました。電気・機械工学類の佐野明人教授、岩本悠宏准教授、齋木悠准教授、物理工学類の佐藤尚教授、宮川鈴衣奈助教、社会工学類の北川啓介教授が講師を務め、それぞれの専門分野に基づいた体験型プログラムを行いました。歩行を助ける装置づくり、柔らかい磁石を使ったおもちゃ、小さな燃焼器を使った実験、未来の金属材料、レーザー加工によるナノ構造の応用、身近な材料を使った住居のデザインなど、多様なテーマが取り上げられました。

参加者からは、「グループでディスカッションしながら近い距離でたくさん質問もでき、勉強になった。ラボ見学も楽しかった。」「やわらかい磁石の感触やどんなものなのかわかった」「初心者にもわかりやすい話し方でついていきやすかった」などの感想が寄せられ、充実した学びの機会となりました。

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ワークショップの様子

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ワークショップ内容を記録したグラフィック


また、会場前ホワイエでは、ワークショップの担当教員による研究展示を行いました。展示では「見て、触れて、体感できる」ことを重視し、様々な形の柔らかい磁石、災害時用の住居インスタントハウス、歩行ロボット、表面に機能をもつ金属材料、アンモニア除去装置、レーザー加工による構造色サンプルなどを紹介しました。来場者が研究を身近に感じる機会となり、研究と暮らしとのつながりを考えるきっかけとなりました。

本学は今後も、地域社会と連携しながら、科学技術への理解を深める取り組みを推進してまいります。