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名工大発ベンチャーの株式会社SAZOがJ-Startup CENTRALに選定されました

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カテゴリ:ニュース|2026年4月 3日掲載


名古屋工業大学発ベンチャーで、AIを活用した越境ECプラットフォームを展開する株式会社SAZO(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:ギル・マロ、情報工学科)が、経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の中部地域版である「J-Startup CENTRAL」に選定されました。

本選定にあたり、代表取締役社長のギル・マロ氏および、共同創業者で本学情報工学科卒業生のキム・ドンヨプ氏が来学し、小畑学長および柿本理事に選定の報告を行いました。小畑学長からは、大学発ベンチャーとしてのこれまでの取り組みを評価するとともに、今後ますますの成長に期待する旨の言葉がありました。

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左より小畑学長、ギル・マロ氏、キム・ドンヨプ氏、柿本理事

会社概要等

1. 「J-Startup CENTRAL」選定の背景と目的

「J-Startup CENTRAL」は、中部経済産業局が自治体や民間サポーターと連携して実施するスタートアップ支援プロジェクトです。愛知、岐阜、三重、静岡の4県に本社を置く有望なスタートアップを選定し、政府施策の優遇措置や集中支援を通じて、飛躍的な成長を促すことを目的としています。SAZOは、その革新的なサービスと成長ポテンシャルが評価されました。

2. 株式会社SAZOの事業と技術力

SAZOは、AIを活用した越境ECプラットフォーム「SAZO」を開発・運営するスタートアップです。
従来、越境ECの市場は、「商品のサービスサイトを探せない」、「商品注文後、発送会社を自分で手配する必要がある」、「商品到着後、関税を後払いで請求される」など、ユーザーにとって大きな負の体験が存在しました。
SAZOは、AIが為替レート・関税・配送料・手数料を瞬時に計算し、国内ECサイトと同じ感覚で海外の商品を購入できるショッピング体験を提供しています。また、フリマサイトなどの複雑な購入プロセスを必要とする場合は、AIエージェントにより翻訳・交渉をサポートしています。

3. 本学との関わり

代表取締役社長のギル マロ氏は、本学へ国費留学生として来日したことをきっかけに、中部地域との深い縁を持ちました。本学起業部であるNaSHでの活動やTongaliの起業家教育を通じてアイデアを形にしてきました。現在もSAZOは、本学キャンパス内のインキュベーション施設22号館内に名古屋オフィスを構え、研究開発および事業運営を行っています。 今回の選定に際し、地域の皆様にご支援いただいてきたことが、グローバルな成長を目指すSAZOにとって大きな励みとなっています。

4. 今後の展望

SAZOは今後、米国・欧州をはじめとする各国向けにAI翻訳・交渉・物流インフラの整備を進め、世界中の消費者が自由にショッピングを楽しめる「エージェンティック・クロスボーダーECプラットフォーム」の実現を目指します。本学は、今後もSAZOのような本学ゆかりのスタートアップが、地域から世界へ羽ばたくための支援を続けてまいります。

【株式会社SAZO 会社概要】
会社名: 株式会社SAZO
代表者: ギル マロ
設立日: 2023年10月2日
本社所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-2-32 STATION Ai
名古屋オフィス:名古屋工業大学 インキュベーション施設 22号館
東京オフィス:東京都港区三田三丁目5番27号 住友不動産東京三田サウスタワー10階
海外拠点:韓国(ソウル)
従業員数:70名(アルバイト含む)
事業内容: AIを活用した越境ECプラットフォームの開発・運営

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