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受信機で位置情報の取得 大府市内で実証~認知症高齢者徘徊見守りシステムの研究・開発~

カテゴリ:プレスリリース|2016年10月14日掲載


 名古屋工業大学は、認知症などのため徘徊する高齢者を見つけるシステムを研究・開発するため、大府市内で実証試験を行います。

 この実証実験は平成26年度から開始し、3年目となる今年度は、固定型受信機設置による位置情報取得の実証徘徊捜索模擬訓練でのシステム試験活用の実証を共和西自治区内で行います。

 この研究は高齢社会の課題解決につながる先駆的な取組として期待されています。

1.位置情報取得実証 位置情報実証イメージ.jpg

期 間 : 平成28年10月14日(金)~平成29年2月末

場 所 : 市内共和西自治区内

内 容 : 固定型受信機を共和西自治区内の公共施設、商店など計16か所に設置し、期間中に住民10人の外出時のデータを収集することで、固定型受信機の有用性を検証します。

実施体制/名古屋工業大学、知多メディアスネットワーク㈱、共和西商業協同組合、共和西自治区㈱NTTドコモ大府市ウェルネスバレー推進室

2:徘徊捜索模擬訓練 システム試験活用実証

日 時 : 平成28年11月27日(日)/ 場所:市内共和西自治区内

内 容 : 徘徊捜索模擬訓練のときに、認知症高齢者徘徊見守りシステム『見守りプラス』のスマートフォン用アプリを活用して徘徊者を捜索します。(詳細は決定次第発表します)

*認知症高齢者徘徊見守りシステム『見守りプラス』とは、名古屋工業大学 未来医療介護健康情報学研究所が開発し、徘徊者が持つセンサーの信号を、その周辺(50メートル以内)にある端末(スマートフォン、固定型受信機)が検知すると、検知場所の位置情報を徘徊者の家族等に伝えることができるシステムです。【特願2014-180949】

本研究は総務省SCOPE地域ICT 振興型研究開発事業の一環として実施しています。

本件への問い合わせ

大府市企画政策課ウェルネスバレー推進室
成田 祐朗(ナリタ ヒロアキ)
電話:0562-45-6255/FAX:0562-47-7320
E-mail:wellness_valley@city.obu.lg.jp


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