第五回東日本大震災緊急講演会を行いました
東日本大震災への対応
名古屋工業大学は、東日本大震災に関する第五回緊急講演会を6月23日行いました。
今回は第一回講演会の講師であり、防災安全部門長である渡辺研司教授が、ドイツのISO社会セキュリティ総会、米国の国際リスク円卓会議などを通じて得た情報などを基にグローバルな視点で今回の大震災を捉え、今後の復興への提言をしました。
また、中間報告として今後の日本の課題として、「政府からのリスクコミュニケーションに基づく官民連携による情報共有」などを、英国を例に挙げ説明しました。
次回は「液状化のもたらす生活と生産活動への影響について」
7月中の開催を予定しております。
教授 渡辺 研司
1986年京都大学農学部卒業・富士銀行入行、米国駐在を経て97年プライスウォーターハウスクーパースに移籍、2003年長岡技術科学大学准教授、2010年4月本学教授就任。
内閣官房情報重要インフラ専門委員会委員・内閣府事業継続計画策定促進に関する検討委員・経済産業省産業ISOセキュリティ統括委員会委員・ISO/技術委員会国際議長
【専門分野】 リスクマネジメント・事業継続マネジメント(BCM)・重要インフラ防護(CIP)
【担当科目】 リスクマネジメント・リスク工学
開会の挨拶をする高橋学長
講演する渡辺教授
参加者の質問に答える渡辺教授