電気電子工学と機械工学の2大基幹分野で「ものづくり」を極め学術・産業の発展に貢献します
私たちの豊かな生活を支える自動車や電子機器をはじめとするさまざまな工業製品は、電気と機械の技術を巧みに融合して作られています。本学科は、電気電子分野と機械工学分野の2つの専門分野で構成し、それぞれの広範な知識と応用力を持った技術者を育成します。
1)電気電子分野

未来社会を支える安全・高機能な電子デバイス、通信システム、エネルギーシステムなどを開発する技術者を育成します。
2)機械工学分野

人や環境にやさしい機能・安全等を追及した機器やエネルギー変換機器等を開発する技術者を育成します。
電気・機械工学科の研究紹介
- ニラウラ マダン 教授
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半導体は社会インフラから家電など身近な電気製品に幅広く使われています。当研究室では、様々な光デバイス(エネルギー変換、発光やセンシングデバイスなど)用半導体材料を安価・高効率・低環境負荷に作製する技術の研究とこれらの半導体を用いて、新機能・高性能デバイスの作製を行っています。
- 玉野 真司 教授
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リンスやシャンプー、インクや塗料、マヨネーズや牛乳、血液や鼻汁などは「複雑流体」と呼ばれ、日常生活だけでなく工業・産業・医療において広く利用されています。本研究室では、複雑流体の計測技術や数値シミュレーション技術の開発、複雑流体を利用した省エネ技術・医工学応用技術に関する研究課題に取り組んでいます。
教員からのメッセージ
- 王 建青 教授
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電気電子工学と機械工学は現代社会を支える学問体系の基盤でありながら、互いに融合し、新たな技術を生み出し発展し続けています。本学の電気・機械工学科は母体を含め110年以上の歴史を誇り、現在は、機械を知る電気技術者と電気を知る機械技術者の育成を目指し、産業界のあらゆる分野に優れた人材を送り出し続けています。ぜひ我々と共に学び幸福な未来社会を築きましょう。
学生からのメッセージ
- 福山 青志 さん(電気・機械工学科3年)
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私はものづくりテクノセンターの教育プロジェクトであるフォーミュラプロジェクトに参加しています。講義で理論的なことを、フォーミュラプロジェクトで実践的なことを学ぶことができています。電気・機械工学科はものづくりにつながる授業が多く、授業で学んだことをすぐ実践に生かすことができ、活動で興味を持ったことをより深く授業で学ぶこともできます。忙しい毎日ですが、とても充実した学生生活を送っています。
- 野上 成美 さん(工学専攻 電気電子プログラム 博士前期課程1年)
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私は、四輪独立転舵車両の自動運転の制御の研究に取り組んでいます。学部からこの研究を継続することでより深い知見を得て、そして今後の視野を広げたいと考え、大学院に進学しました。新しい発見をしたときの喜びは何物にも代えがたく、研究室の仲間と協力して日々研究に取り組み、充実した毎日を過ごしています。将来は、ものづくりを通して、人々の豊かな生活に貢献できる技術者になりたいと考えています。
未来イメージ
半導体を開発
SiナノワイヤーでCO₂還元素子を目指す!
通信システムを開発
筋電義手の無線制御
ロボットを開発
車輪付きドローン
モビリティを開発
先進加技術
エネルギーシステムを開発
カーボンフリー燃料
主な就職先
最近の学部の就職先(代表的な10社)
- NEC ソリューションイノベータ㈱
- 川崎重工業㈱
- セイコーエプソン㈱
- 中部テレコミュニケーション㈱
- 中部電力㈱
- 中菱エンジニアリング㈱
- 東京エレクトロン㈱
- 中日本高速道路㈱
- 本田技研工業㈱
- ユナイテッド・セミコンダクター・ジャパン㈱
最近の大学院の就職先(代表的な20社)
- ㈱アイシン
- ㈱カワサキモータース
- KDDI ㈱
- ㈱クボタ
- セイコーエプソン㈱
- 中部電力㈱
- 中部電力パワーグリッド㈱
- ㈱デンソー
- トヨタ自動車㈱
- ㈱豊田自動織機
- トヨタ車体㈱
- トヨタ紡織㈱
- 日本ガイシ㈱
- ㈱日立製作所
- パナソニック㈱
- ファナック㈱
- ブラザー工業㈱
- ㈱マキタ
- 三菱重工業㈱
- 三菱電機㈱
OB・OGからのメッセージ
- 篠原 悠作 さん
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情報工学専攻博士後期課程 2014年度修了
オークマ株式会社 FA システム本部 FA 開発部
私は、スマートフォンや自動車など、多くの製品に必要な部品を加工する工作機械の動作を制御するドライブユニットの開発に携わっています。お客様の求める部品を作るには、設計図通りに精度よく加工できるだけでなく、生産効率を上げるために速さも必要になり、その技術開発に日々励んでいます。