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工学部 情報工学科、大学院工学研究科 工学専攻 ネットワークプログラム / 知能情報プログラム / メディア情報プログラム / 情報数理プログラム

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工学部
情報工学科

次世代の新たな情報システムを実現し人にやさしい高度情報化社会を自ら創成する人材を育成します

情報工学科では、人にやさしい次世代の高度情報化社会を自ら創成できる人材を育成します。特に、情報ネットワークなどの基盤となるインフラ技術に加えて、人工知能(AI)やメディア情報処理などの応用技術の習得が欠かせません。本学科は、情報化社会を担う技術者として必要な要素を網羅する、3つの教育プログラムから構成されています。

1)ネットワーク分野

コンピュータやネットワークの新しい技術やサービスを創造するために必要な幅広い分野の基盤技術と基礎知識を学びます。

2)知能情報分野

人を模したAIをつくるために、人が行っていることをコンピュータ上で模倣する方法について学びます。

3)メディア情報分野

画像、映像、音声、音楽、文章などのメディア情報を処理する技術、感覚や感性を解析・生成・評価する手法を学びます。

情報工学科の研究紹介

玉木 徹 教授
画像認識や画像AI、映像解析などのコンピュータビジョン技術は、デジカメで人の顔を認識したり、文字を読み取ってテキストにしたり、車載カメラから歩行者を検出したりと、実社会のあちこちで利用されています。さらにその応用範囲を広げるために、研究室では様々な課題を解決する手法の開発や、計算機実験を行っています。

大学院工学研究科 工学専攻
ネットワークプログラム

インターネットに代表される情報通信技術は、我々の日常生活における生命・財産の維持に必要不可欠なインフラストラクチャとして認知されています。その機能の安全かつ快適な利用は、多くの高度な基盤技術の支えの上に成り立つものです。ネットワークプログラムでは、情報の発生・伝達・制御システムと計算機システムとの有機的結合を促進し高度電子情報通信システム構築に対応できる先導的技術者、研究者の育成を目指しています。

大学院工学研究科 工学専攻
知能情報プログラム

知能情報プログラムでは、知能の原理を究明し、知能処理を実現するモデル、アルゴリズム、システムに関する技術を深め、知能の仕組みをコンピュータのハードやソフトとして実現する研究開発に従事できる柔軟で視野の広い人材の養成を目指します。知能科学の活動は科学と工学に結び付き本質的に学際的です。本プログラムでは、人類の夢に挑戦するために、知能の働きを説明する科学および知能を実現する工学を学びます。

大学院工学研究科 工学専攻
メディア情報プログラム

未来型の付加価値の実現に向けて、ひとの知覚や認知の仕組み、更には感性や感覚を活かした、ひとに優しい先導的なメディア情報システムを創造し、研究開発できる人材の育成を目指します。画像・映像・音声・音楽・文章等を処理するための、画像処理、コンピュータビジョン、音声認識・合成、パターン認識、感性情報処理、生体情報処理、マルチメディア情報処理、バーチャル・リアリティ、複合現実感などのメディア情報処理技術を修得します。

大学院工学研究科 工学専攻
情報数理プログラム

情報数理プログラムは、数理的な観点と手法を身につけた「数理技術者」の育成を目標とし、純粋数学の追求に加えて、工学の諸分野に現れる数理を扱います。離散的な数理構造を扱う代数系、図形や形の仕組みを理論的に捉えて分析、分類、制御、応用を考える幾何系、現象を記述する偏微分方程式などを数値計算し視覚化する解析系の3グループが相互に交流を図りながら、数理に関する教育と研究を行います。

教員からのメッセージ

加藤 昇平 教授
デジタル革命が社会の構造や人々の暮らしを変革する今、AI・IoTやICTの高度な技術は、未来を生き抜き社会で活躍するために必須のアイテムとなっています。さあ、情報工学科で高度な計算理論と技術を身につけ、ウェルビーイングで持続可能な未来社会を一緒に創造しましょう。

学生からのメッセージ

木下 侑哉 さん(情報工学科 4年)
私は今後需要が大きくなる情報技術を学び、日常生活をより快適にしたいと考え情報工学科を志望し、就職に対して手厚い支援を行っている名工大への入学を決意しました。幅広い講義を受けていく中で自分自身が興味のある分野を見つけ、より専門的な授業を取ることで知識を深めることができます。さらに海外留学プログラムや企業研究セミナーなどの充実した支援を受けられる環境が整っています。
小島 衣織 さん(工学専攻メディア情報プログラム 博士前期課程1年)
私は現代において社会の基盤となっている情報技術を学び、社会の効率化に貢献したく情報工学科を志望しました。講義と演習の両方とも基本的な内容から学びます。学年が上がるにつれて演習の比率が高くなっていき、講義で学んだ内容を自分の手元で確認することができます。さらに学んだことを活かして演習内容を自分たちで設定し、その成果を発表する機会もあるので、学んだことを実際に活用することができます。

未来イメージ

情報システムを実現

デジタル・トランスフォーメーション

情報通信基盤を整備

高度情報通信技術

機械・システムを制御

コントロールエリアネットワーク

日常生活を便利・快適に

IoT・ユビキタスコンピューティング

情報機器を設計

情報サービスデザイン

主な就職先

最近の学部の就職先(代表的な10社)

  • アイホン㈱
  • ㈱小松製作所
  • 住友電装㈱
  • ㈱ダイテック
  • 東海ソフト㈱
  • ㈱豊田自動織機 IT ソリューションズ
  • 三菱電機ソフトウェア㈱
  • ヤマザキマザック㈱
  • ヤマハ発動機㈱
  • リンナイ㈱

最近の大学院の就職先(代表的な20社)

  • ㈱アイヴィス
  • アイシン・ソフトウェア㈱
  • アビームシステムズ㈱
  • NTT ㈱
  • ㈱カヤック
  • JR 東海情報システム㈱
  • ソニー㈱
  • ソフトバンク㈱
  • 中部電力㈱
  • ㈱デンソー
  • デンソーテクノ㈱
  • ㈱東海理化
  • 東邦ガス情報システム㈱
  • トヨタ自動車㈱
  • ㈱豊田自動織機
  • 日本ガイシ㈱
  • ブラザー工業㈱
  • 本田技研工業㈱
  • 三菱電機㈱
  • ヤフー㈱

OB・OGからのメッセージ

澤田 優輝 さん
2020年卒業 情報工学科・メディア情報分野
デンソーテクノ㈱

私は自動車に搭載される先進運転支援システムに関するECUのソフト開発を担当してます。取り扱う製品は運転者の安心・安全を実現するものであるため、常に運転者の立場にたって、製品開発に取り組んでいます。