100年前に台湾のトンネル建設に尽力した本学卒業生 吉次茂七郎氏のご親族の方々がご来学されました
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カテゴリ:ニュース|2016年4月22日掲載
1914年、本学の前身である名古屋高等工業学校土木工学科を卒業した後、台湾総督府に奉職し、1921年より、台湾最長の草嶺トンネルの工事監督に抜擢され、1923年1月に32才の時、マラリアで死去されるまで、トンネル工事に尽力した吉次茂七郎氏のご親族の方々が、本学を訪問され、鵜飼学長、小畑副学長、後藤芳顯名誉教授、森河助教と面談をされました。その後、本学の卒業生の功績が一堂に展示されている校友会館を見学され、吉次茂七郎氏の紹介パネルをご覧になりました。
旧草嶺トンネルは、1985年に新しいトンネルが建設され、一度、廃道になりましたが、2008年には台湾最長の「自転車観光トンネル(サイクリングロード)」として蘇り、台湾全土のみならず海外からも多くの観光客が訪れるようになっています。、1924年より建立されていた吉次茂七郎氏の功績を称える記念碑に中国語、日本語、英語の説明板も新設され、2015年にはWTTC(世界ツーリズム協議会)のTourism awards for tomorrow(明日へのツーリズム賞)4部門のなかのDestination Award(目的地の管理部門賞)の次席として入賞しました。
ご親族が当時の卒業アルバムと卒業証書をお持ち下さいました。
校友会館にて、後藤芳顯名誉教授の説明を聞きながら、パネルに見入るご親族
面談の後の記念写真
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