川島慶子教授が本学創立111周年記念行事に招聘したロアルド・ホフマン氏（ノーベル化学賞受賞者）とともにオンラインセミナーに登壇しました。

12月4日（現地時間3日）、川島慶子教授（基礎教育類）がニューヨークのアメリカ＝ポーランド協会（コチューシコ協会）が主催するオンラインセミナー「Maria Sklodowska Curie - A Pioneer for Women in Science?」にパネリストとして招かれ、司会を務めるロアルド・ホフマン氏とともにディスカッションの主要な役目を担いました。

ホフマン氏は、著名な科学者であると同時に詩人・劇作家でもあります。氏の戯曲「これはあなたのもの」^※は、2016年の本学創立111周年記念行事（ホームカミングデー同時開催）で上演され、そのときホフマン氏にもご講演いただきました。川島教授はこの戯曲の翻訳者でもあり、セミナーでは、ポーランドの生んだ女性初のノーベル賞科学者マリー・キュリーをテーマに、キュリーの教え子に日本人がいたことや日本の近代とポーランドの関係について、論じました。
本セミナーは研究者や一般の方等、世界各国から約280名が聴講しました。

本セミナーのパネルディスカッションの様子が以下の動画サイトにアップロードされていますので、ぜひご覧ください。

【セミナー動画】
YouTube 『Maria Sklodowska Curie - A Pioneer for Women in Science? - A panel discussion』

※戯曲「これはあなたのもの」：ポーランド出身のホフマン氏が複数の国を経てアメリカへ渡り、成功するまでの苦難の実体験をもとにして描かれた作品。

・ノーベル化学賞受賞のロアルド・ホフマン氏が、戯曲「これはあなたのもの」公演に向けて来日しました！｜国立大学法人名古屋工業大学 (nitech.ac.jp)
・ノーベル化学賞受賞者ロアルド・ホフマン氏を招いて創立111周年記念行事を開催　国立大学法人名古屋工業大学 (nitech.ac.jp)

関連リンク

・川島教授ホームページ
・Kosciuszko Foundation HP 「Maria Sklodowska Curie - A Pioneer for Women in Science?」