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田中由浩教授・湯川光特任助教の研究する触覚共有の技術が活用されています

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カテゴリ:ニュース|2022年1月24日掲載


電気・機械工学専攻 機械工学分野の田中由浩教授、湯川光特任助教が所属する触覚学研究室では、人の手指の伝播振動を記録・再生する技術を開発しており、他者の触覚情報を共有することで、人と人との身体的なコミュニケーションを促す取り組みをしています。

触覚共有デバイスresize.jpg

 

この技術を活用し、LOCAL CRAFT JAPANが主催する工芸産地や工房への訪問意欲の向上を目指したデジタル・クラフト・ワークショップの技術支援を行いました。
ワークショップは2022年1月8日、9日に実施され、海外3か所(シンガポール、台湾、香港)のセレクトショップと奈良吉野の木工工房をオンラインで接続し、木工加工時の職人の手に伝わる振動・触覚を海外の顧客にリアルタイムで共有し体感していただきました。
ワークショップは好評で参加者からは、「触覚刺激によって実際に自分がその場にいるような感覚があった」、「他の技術でも体験してみたい」など感想をいただきました。

ワークショップ様子.jpg

photo by The Tabibito

関連リンク

デジタル・クラフト・ワークショップ紹介ページ
ロボティクスラボ(田中由浩教授、湯川光特任助教所属研究室)


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