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川島慶子教授が制作代表を務める動画『ぼくとママは屋根裏に隠れた』が公開

カテゴリ:ニュース|2022年08月18日掲載


川島慶子教授(大学院工学研究科)が代表を務める、『ぼくとママは屋根裏に隠れた』制作委員会は、ノーベル化学賞受賞者であり、詩人・劇作家でもあるロアルド・ホフマン 氏(※1)の詩3篇を収録した動画『ぼくとママは屋根裏に隠れた ホロコーストを生き延びた小さな子供の思い出―ノーベル賞科学者の祈り』を制作し、YouTubeで公開しました。


【ぼくとママは屋根裏に隠れた ホロコーストを生き延びた小さな子供の思い出―ノーベル賞科学者の祈り】
(12分04秒)


本動画は、2016年に本学創立記念行事で上演された後、2017年に一般上演された戯曲『これはあなたのもの』(作:ホフマン氏、訳:川島教授)(※2)と同じ主題 ― 第二次世界大戦中の本人の経験 ― をつづった詩集から『限られた視界の中で』『平らな敷石は、いつも変わりたいと願っている』『死神の凝視』の3篇を収録、エンドロールのイラストは本学卒業生の東裏栄美氏が担当しました。
詩・映像・音楽が融合した、美しい動画をぜひご覧ください。



【川島教授のコメント】
第二次世界大戦下のウクライナに焦点を当てた、ホフマン先生の劇が名工大で上演されてからずいぶん経ちました。あの中の詩を映像化したいとずっと思っていました。世界中に存在する戦場の報道で、テレビの画像の向こうで怯えている子供の姿を見るたびに、私はこの詩の中の小さな男の子のことを思い出します。戦争はいつでも、弱い立場の人々を一番傷つけるのです。そして、その人たちのほとんどは声を上げられません。動画の中の、ホフマン先生のこの言葉は、生き残りの人たちが、やっと上げた言葉の一つだと思っています。

「母と私は生き延びました。けれども、私たちが住んでいた町の四千人のユダヤ人のうち、生き延びたのはたった二百人です。こうした死者のためにも、私は自分の不十分な声で、できうる限り穏やかに、語っているのです。」

表紙.jpg詩集『ぼくとママは屋根裏に隠れた』


※1 ロアルド・ホフマン氏:1981年ノーベル化学賞受賞。著名な科学者であると同時に詩人・劇作家でもある。氏の戯曲「これはあなたのもの」は、2016年の本学創立111周年記念行事で上演され、ホフマン氏にもご講演いただいた。

※2 戯曲「これはあなたのもの」:ポーランド出身のホフマン氏が複数の国を経てアメリカへ渡り、成功するまでの苦難の実体験をもとにして描かれた作品。

関連リンク

川島教授ホームページ


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