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取組紹介 - 技術職員が東京科学大学TCカレッジ物質分析系TC (構造解析)を取得しました

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カテゴリ:ニュース|2025年3月28日掲載


本学技術部職員の瀧雅人氏が、物質分析系TC (構造解析)を取得し、310日に東京科学大学リサーチインフラ・マネジメント機構にて令和6年度TCカレッジ認定式が行われました。東京科学大学以外の職員がTCの認定を受けるのは初めての事例となります。

東京科学大学TCカレッジ(高度技術職員養成制度)は、研究支援人財養成のロールモデルとキャリアパスを制定し、スキル及び研究力強化の実現を目指しています。この中で、高い技術力・研究企画力を持つ技術職員をテクニカルコンダクター(以下TC)として認定する制度を導入しています。今回、瀧氏は「核磁気共鳴装置を活用した研究・教育支援活動」という題目でTC論文の執筆・発表を行い、TC認定となりました。

【瀧氏のコメント】
普段は産学官金連携機構設備共用部門で核磁気共鳴(NMR)装置の担当をしています。2014年から大学間連携によるNMR装置担当技術職員の活動(NMR Club)に参画し、NMR ClubTCカレッジとの連携を模索する中でTCカレッジに興味を持ち、今回の受講に至りました。

TCカレッジはテクニカルマスター(TM)過程が2年、テクニカルコンダクター(TC)過程が1年の計3年間、通常業務と平行して行うことが大変でした。TC論文執筆に当たっては、NMRの装置責任者である柳生剛義准教授からご指導いただきながら進めてまいりました。普段優しい柳生先生からTC論文指導では研究者目線での細やかなご指導をいただき、なんとかTC論文を提出することができました。今後もよりいっそう精進していきたいと思います

TC取得は到達点ではなく、TCとしての今後の活動内容が問われているのだと肝に銘じて日々業務に取り組んでいきたいと思います。今後も皆さんと切磋琢磨しTCとして恥ずかしくない技術人材になりたいです。


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左から大阪大学稲角氏、東京科学大学TCカレッジ江端カレッジ長、瀧

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