全国初!名工大とウーロンゴン大学(オーストラリア)の共同学位が取得可能な「ジョイント・ディグリープログラム」を2018年3月より開始
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カテゴリ:プレスリリース|2017年7月 5日掲載
名古屋工業大学は、ウーロンゴン大学(オーストラリア)と共同で、国際連携情報学専攻(博士後期課程)を開設し、修了した学生に共同で単一の学位を授与する「ジョイント・ディグリープログラム」を2018年3月より開始いたします。工学系大学院(博士課程)でのジョイント・ディグリープログラムは、日本初の試みです。なお、修了生へは両大学連名の学位記が発行され、両大学の教育を受けたことを履歴として正式に残すことができます。
この専攻では、超スマート社会の実現や、第4次産業革命への貢献を見据え、情報学分野において世界をリードし新規研究分野を開拓できる研究者、国際的な展開を行うIT関連企業を始めとするグローバル企業において新規事業の開拓を先導するグローバルリーダーとしての実践的研究者・技術者を養成し、次に掲げる能力の修得を目指します。
①国際社会の課題を技術的側面から理解し、産業社会の将来像を展望できる能力
②情報学分野での深い専門知識と超スマート社会実現に向けた技術に関する幅広い関心・洞察力
③高い独創性と強い研究推進能力によってイノベーションを牽引する能力
設置の趣旨
"サイバー(仮想)空間とフィジカル(現実)空間が高度に融合した社会"である「超スマート社会」を世界に先駆けて実現するためには、その中核技術である人工知能(AI)、ビッグデータ、IoT 等の情報学分野のイノベーションをリードできる高度な知識・技術を身につけた世界に通用する研究者や技術者の存在が必要不可欠です。中京地域産業界でも「超スマート社会」を実現するにあたり、大学における人材養成への期待は今後さらに増すものと予想されます。 そこで、名工大は、人工知能(AI)やマルチエージェントシステム*1を中心とする情報学分野で長年にわたり共同で教育研究活動を展開しているウーロンゴン大学と連携し、両大学の教育研究資源を活用したジョイント・ディグリープログラムによる国際連携専攻の設置を通してその要請に応えます。
ウーロンゴン大学とは
ウーロンゴン大学は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州ウーロンゴン市にある公立大学です。世界大学ランキングの上位2%以内(218th in the world - QS World University Rankings 2016/2017 等)に位置するなど、国際的にも高い評価を受けています。
- ウーロンゴン大学HP:https://www.uow.edu.au/index.html
専攻概要
開設大学 |
名古屋工業大学(NIT)、ウーロンゴン大学(UOW) |
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課 程 |
博士後期課程(3年) |
取得学位 |
博士(学術):Doctor of Philosophy |
入学定員 |
2名 |
入学時期 |
ウーロンゴン大学で入学手続を行う学生:3月 |
開設時期 |
2018年3月 |
入試概要
募集人員 |
名古屋工業大学1名(ウーロンゴン大学1名) |
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選考時期 |
2017年8月28日(月) |
選抜方法 |
口述試験、面接、修士論文等の審査、成績証明書及びIELTSのスコアを総合 して判定 |
詳細は募集要項をご覧ください
本件に関するお問合せ
制度に 関すること |
名古屋工業大学 企画広報課( 奈須秀太 ) |
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入試に 関すること |
名古屋工業大学 入試課( 大脇誠史 ) |
広報に 関すること |
名古屋工業大学 企画広報課広報室( 水野棟税 ) |
その他
- この国際連携情報学専攻(博士後期課程)の開設にあたり記者発表を開催いたします。詳細は記者会見開催案内(PDF)をご覧ください。
- プレスリリース本文(PDF)
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