名古屋工業大学は、10月29日、NITech Hallにおいて、第六回鈴木禎次賞授賞式を開催しました。
鈴木禎次は、1906年(明治39年)、名古屋工業大学の前身である名古屋高等工業学校の建築科初代教授となり、1922年(大正11年)に退官ののちに名古屋に鈴木建築事務所を開設した建築家です。
鈴木禎次が生涯で設計した建築物は80棟に及びうち44棟が名古屋市内に集中していることから「名古屋をつくった建築家」とも呼ばれています。
その鈴木禎次の功績を称え、2009年(平成21年)光鯱会(名古屋工業大学建築学科同窓会)の創設100周年記念事業として鈴木禎次賞が創設されました。
今年は、六回目の開催となり、応募総数50点の中から、鈴木禎次賞【大賞】1点、優秀賞2点、佳作3点、特別賞1点が選考されました。
【大 賞】:アサヒファシリティズ蛍池寮 楓
・・・株式会社 竹中工務店 大松俊祐

【優秀賞】:早稲田大学37号館 早稲田アリーナ
・・・株式会社 山下設計 水越英一郎
清水建設株式会社 宮崎俊亮
【優秀賞】:三浦工業本社ショールーム
・・・株式会社 竹中工務店 野村直毅

【佳 作】:白百合学園ポーリニアンホール
・・・株式会社 三菱地所設計 栗本祐輔
株式会社 三菱地所設計 伍藤留理子

【佳 作】:東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス
・・・株式会社 日建設計 八里直輝
戸田建設株式会社 浦波寛弥
【佳 作】:千代田区立九段小学校・幼稚園
・・・株式会社 久米設計 宇川雅之

【特別賞】:旧名古屋銀行本店ビル
・・・株式会社 三菱地所設計 本田輝明
株式会社 三菱地所設計 松井夏樹
授賞式は、鵜飼学長及び光鯱会の小野会長の挨拶のあと、表彰式を行い、その後、受賞作品のプレゼンテーションが行われ、それぞれ、細部までこだわった作品の魅力を紹介しました。
次いで、審査員のコメントがあり、今回ゲスト審査員である、東京大学大学院 千葉学教授から「身体から計画する」と題した講演があり、記念撮影のあと閉会しました。
授賞式当日は、会場に建築・デザイン分野の学生を含めて約100名が参加し、受賞作品プレゼンテーションや千葉学教授の講演の際は、学生が熱心にメモを取る姿が見られました。

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