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神取秀樹教授が島津賞の受賞を学長に報告しました。

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カテゴリ:ニュース|2021年3月 4日掲載


「ロドプシンのメカニズム研究と新規ロドプシンの発見・創成」の研究業績が高く評価され、第40回島津賞(2020年度)を受賞した生命・応用化学専攻の神取秀樹教授は、2月26日、賞状と賞牌を手に木下隆利学長を訪ね、受賞を報告しました。
 
神取教授は最先端の分光学的手法をロドプシンに適用することでメカニズムに関する新たな知見を得る一方、光遺伝学のツールとして高い可能性を持った新規ロドプシンを次々に開発してきました。これらの新規ロドプシンの発見や創成には独自の分光技術が活かされており、神取教授のロドプシン研究は基礎、応用両面で高く評価され、このたびの受賞につながりました。

木下学長は内藤記念科学振興賞中日文化賞受賞に続いての受賞となった神取教授の研究等の素晴らしい業績をたたえるとともに、科学技術の基礎研究で著しい成果をあげた功労者を表彰する島津賞を本学の研究者が受賞したことは嬉しい限りであると祝福の言葉を贈りました。

神取教授は、受賞の喜びとともに研究環境等の大学からの支援や高い志を持つ学生とともに研究を続けられたこと等関係者への謝意を述べました。2月に予定されていた贈呈式は新型コロナウイルスの影響のため中止となりましたが、2021年度に京都で記念講演会が開催される予定です。

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木下学長(左)と賞状を手にする神取教授(右)

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受賞報告の様子

2020年12月11日掲載 神取秀樹教授が、 第40回島津賞を受賞しました。



関連リンク

公益財団法人 島津科学技術振興財団 第40回島津賞

神取研究室