【本学の改革構想】2022年4月、工学部基幹工学教育課程の開設及び大学院工学研究科博士後期課程の改組について
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カテゴリ:ニュース|2021年3月17日掲載
名古屋工業大学は、2022年4月、工学部第二部の4学科を再編し新たに夜間教育を主とした「基幹工学教育課程」の設置及び大学院工学研究科博士後期課程の既設5専攻を再編し、「工学研究科工学専攻(博士後期課程)」の設置を構想しています。
(現時点でこの計画は構想中であり、内容に変更があり得ます。)
工学部基幹工学教育課程
働きながら夜間に学ぶ学生が減少している社会情勢の変化や、夜間教育への工科系専門学校卒業生や社会人技術者の需要の高まりなどの社会的要請に鑑み、"多様な学びの場"を提供するため、既設の学科・課程で実施している「中核的技術者・研究人材(高度工学)」と「多面的視野を持つ開発人材(創造工学)」の育成に並び、「基幹技術の展開を具現化し、製造・施工現場で即戦力となる創製人材」の育成を行います。
新課程では、中京地域の製造・インフラ産業で活躍可能な人材育成を目指すため、数学・情報数理・物理を中心とした工学基礎教育と、電気・機械・土木工学などの基幹的工学の専門教育、就業現場の課題解決型学習(PBL)やインターンシップなどの工学実践教育を行います。
2022年度 工学部基幹工学教育課程設置構想リーフレット.pdf
大学院工学研究科博士後期課程
国際的な産業構造の変化、工学系教育の在り方に関する指摘や提言、本学への社会の要請を踏まえ、博士前期課程の既設5専攻を廃止し、2020年度から工学専攻(博士前期課程)を開設し、学生の受け入れを開始しています。前期課程では既に専門分野を超えた工学全般に渡る学修・研究指導を実施しており、2022年3月にはこれらの学生が初めて修了する見込みです。
このようなことから、博士前期課程から接続する新体制の博士後期課程では、国際社会における価値観の変容や科学技術の進歩など様々な変化を柔軟に受け入れてその先を見通し、自己の将来像を踏まえて技術者・研究者の視点で本質的な課題を見出し、新たな価値を創造して協奏的に社会を変革する人材の育成を行います。
新専攻で扱う教育研究の領域は幅広く工学全般に渡りますが、大別すると5領域(生命・応用化学、物理工学、電気・機械工学、情報工学、社会工学)に分かれます。地球規模、地域、産業界等における様々な課題に対し、それぞれの領域から、あるいは領域融合的にアプローチし、課題を解決するための教育研究を行います。
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