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取組紹介‐「ドクターコースのすすめ」(博士後期課程説明会)を開催しました

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カテゴリ:ニュース|2023年7月12日掲載


 名古屋工業大学では、2022年度から博士後期課程への進学を目指す学生を対象とした支援プログラム「PGC(Post-Graduate Course)サポートプログラム」をスタートしています。
 その一環として、2023年7月4日(火)15:00~16:00に、「ドクターコースのすすめ」と題し、博士後期課程に興味がある学生や博士後期課程進学希望の学生を対象とした説明会を開催しました。
 はじめに、研究担当副学長の横山淳一先生よりあいさつがありました。本会の目的および大学として博士後期課程への進学を後押しするための支援や制度を充実させていることなどについてお話がありました。

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本会の主旨等を説明する横山副学長

 次に、研究企画担当理事の江龍修先生より、「博士号取得に想うこと」と題し、講演がありました。自身の学生時代の経験、また、将来のビジョンを明確にして、そのビジョンから現在にさかのぼって現在なすべきことを考える「バックキャスティング」思考の重要性等について、博士号取得者の先輩としての立場から、また大学経営に携わる立場として想うことについて熱く語られました。

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学生へ熱く語る江龍理事

 
 その後、PGCサポートプログラムおよび名工大として実施している大学院生向け支援制度や報奨制度に関する説明があり、最後に江龍理事および現役の博士後期課程学生によるパネルディスカッショが行われました。


 ファシリテーター:中村修一教授(工学専攻(生命・応用化学領域))
 パネリスト:小倉和樹さん(工学専攻(博士後期課程2年))
       古賀諒一さん(工学専攻(博士後期課程2年))
       伊藤愛さん(スタートアップ助教、共同ナノメディシン科学専攻(博士後期課程2年))
       江龍理事


 パネルディスカッションでは、パネリストの自己紹介の後、「博士進学理由(進学のきっかけ等)」についてすべてのパネリストからお話があり、その後、参加者からの質問に親身になって答えていました。論文がリジェクトされた場合の心の持ち方から博士後期課程に進学して困ったことなど、幅広い質問が寄せられ、和やかながらも非常に内容の濃い、パネリスト・参加者双方向のディスカッションとなりました。

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パネルディスカッションの様子


 PGCサポートプログラムでは、秋以降、研究者として身に着けておくべきスキルアップセミナーや学振申請書の書き方講習会などを行うほか、海外学会発表支援や褒章授与などを通じ、博士後期課程への進学希望者を幅広くサポートしていく予定です。

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