取組紹介 - 石松丈佳研究室が大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024に作品を出品します。
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カテゴリ:ニュース|2024年7月26日掲載
社会工学類の石松丈佳教授及び研究室所属学生が、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024で、「カフェいじゅ」を運営します。「カフェいじゅ」は、石松教授が、D.I.Y.をキーワードに、移住を考えている方や集落の暮らしに興味がある方に、集落の暮らしの楽しさや知恵を伝えることを目的に2022年にオープンした「楽暮 D.I.Y.の家iju」で展開するものです。
越後妻有アートトリエンナーレは、日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域(=大地の芸術祭の里)を舞台に開催される世界最大級の国際芸術祭であり、瀬戸内や能登など日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア的存在で、国内外から注目を集めています。2000年から3年に1度開催されており、2018年は約54万人の来場者数を記録し、経済効果や雇用・交流人口の拡大をもたらしています。今回、2024年の開催で第9回を迎えます。
石松研究室は身近な環境に根ざしたデザインについて考える研究室で、2006年の第3回から越後妻有アートトリエンナーレへの作品出品を始め、今回が7回目の出品となります。作品の舞台となっているのは一貫して十日町市田野倉集落で、石松研究室ではこの集落と20年以上にわたり継続的な関係を築いてきました。
また、今回、「楽暮 D.I.Y. の家iju」は、オリジナル フレーム切手「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」のひとつとして、記念切手となりました。
オリジナル フレーム切手「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」
【石松教授のコメント】
人と環境の間にデザインが介在することで、暮らしはいっそう豊かに、そして魅力的になると考えています。デザインはもちろんのこと、地域環境に根ざしたインスタレーション、アートプロジェクトをはじめ、環境をテーマとした造形ワークショップ等の活動を行い、デザインや造形の立場から環境を見つめています。
D.I.Y.(=Do It Yourself)は、環境デザインと極めて相性が良いキーワードです。D.I.Y.は大量生産を前提とせず、身のまわりのもののポテンシャルを最大限に引き出すものづくりなので、省エネルギー且つサスティナブルなのです。D.I.Y.にほんの少しデザインのエッセンスを注入することで、「身のまわりのフツウはデザインでステキに変わる※」のです。
今回、「楽暮 D.I.Y. の家iju」が記念切手になったことは、これまでの研究室の取り組みが認められた成果でもあり、大変嬉しく思います。
切手シート共々、機会がありましたらぜひ「楽暮 D.I.Y. の家iju」、「カフェいじゅ」をご高覧頂ければ幸甚に存じます。
※石松研究室のスローガン「身のまわりのフツウをデザインでステキに変える研究室」です。
棚田階段 田野倉公園
カフェいじゅの様子 楽暮D.I.Y.の家iju
楽暮D.I.Y.の家ijuワークショップ準備 楽暮D.I.Y.の家ijuワークショップ風景
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