2021年3月15日（月）に、フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン・ニュルンベルク（FAU・ドイツ）Peter Greil博士への名誉博士称号授与式がオンラインにて行われました。

Greil博士は、セラミックス工学を研究対象とし、特にポリマー誘導体からのセラミック合成や、生物模倣のセル状セラミックスの合成と評価に関して、世界的な業績を収められています。

2010年から2015年まで本学客員教授として21世紀COEを含む教育研究の各種グローバル化プログラムの実施にご尽力され、2015年からフロンティア研究院のアドバイザーを務められました。さらにフリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン・ニュルンベルクとの大学間学術交流協定（2011年3月11日）、ヨーロッパ事務所の開設（2013年7月15日）、日独共同大学院共同博士プログラム（コチュテルプログラム）の開始（2019年10月）にあたってご尽力を賜り、本学の教育研究の国際的質保証に多大なる功績を挙げられました。

このような功績に基づき、本学木下学長より名誉博士号を授与し、Greil博士の多年にわたる貢献を称えました。

また、授与を記念して、本学構成員（教職員と学生）に向けたオンデマンド特別講演「Advanced Ceramics -Challenges and Chances-」が行われます。

　

称号授与の様子

　

授与式にて

（左から岩本副学長、柿本副学長、齊藤理事、Greil博士（スクリーン）、木下学長、小畑理事、江龍理事）

　

Greil博士スピーチの様子

Greil博士特別講演

関連リンク

・名古屋工業大学ヨーロッパ事務所
・日独共同大学院プログラム
・柿本副学長がFAUのアンバサダーに認定