国立大学法人名古屋工業大学

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就職・キャリア・学生生活

保護者のみなさまへ

「もう、大学生になったし、子育てはひと段落した」とすべて本人任せになっていませんか?大学生は高校までのようにお世話をする“子育て”ではなく、社会で必要な力を育てる“大人育て”が求められる時期です。大学生は“プレ社会人”として、様々な社会経験を積みます。その経験は人生の礎となり、社会へ一歩踏み出すちからになります。保護者のみなさまには「社会人の先輩」として学生たちを支えていただきたいです。

大学生の不登校

大学は12年間(在学8年、休学4年)在籍できます。その時間をどう使うかは、学生の自由です。留学や起業など、自分の夢にチャレンジする学生もいます。一方で、自由をうまく活かすことができず、大学になじめなかったり、授業をさぼりがちになったりする学生も存在します。“問題があればすぐに連絡してほしい“とご希望される保護者の方がいらっしゃいますが、大学生は中高生とは違います。学生生活をどう過ごすかを、学生自身が決めていくことに意味があると考えます。

大学生の不登校は親に叱られたくらいで、出席できるようになるほど、簡単なものではありません。また、学生たちはご家族に不登校の事実を隠していることが多く、“親に知られる前に自分で解決したい”とも感じています。そのため相談室では、不登校学生を発見した場合、まず学生本人に状況の確認をしています。そして、困りごとがあれば、相談室に来談するように促します。学生の状況を把握し、必要に応じて保護者へ連絡をいたします。

学生生活が充実したものになるように、支援をすることが、相談室の役割であり、4年間で卒業することを保障することではありません。相談室では、学生の気持ちに寄り添い、自立を目指して、支援を行っていきます。

大学から不登校の連絡を受けたら・・・

学生本人の話をしっかり聞き、ご家族で話し合ってください。学生たちは「出席したけど、打刻をしなかった」「システムが壊れている」など“出席の記録がないだけ”と説明することがあります。疑いたくはありませんが、ご家族に心配をかけたくないための言い訳であることが多いです。

単位修得状況が不安なとき・・・

年度末(3月末から4月)に保護者のみなさま宛てに、成績表を送付しています。届かない場合、大学に登録されている住所が間違っていることが考えられます。登録は学生本人が行います。届かないときはまず登録住所をご確認ください。

就職活動が心配なとき・・・

学生なんでも相談室にご相談ください。本学はキャリアサポートオフィスや就職相談員を配置しております。就職活動の状況に応じて、適切な支援へご紹介させていただきます。

その他何かお困りなことがございましたら、一度学生なんでも相談室までご連絡下さい。

電話:052-735-5640
メール:soudan
@以降にadm.nitech.ac.jpを付けて送ってください。


この情報は学生生活課が提供しています。

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